狂人の二つの体制 1975 - 1982
ジル・ドゥルーズ [著]
翻訳: 宇野 邦一[監修]・江川 隆男・ 岡村 民夫・小沢 秋広・笹田 恭史・ 菅谷 憲興・杉村 昌昭, 鈴木 創士・鈴木 秀亘・水嶋 一憲・宮林 寛

出版社: 河出書房新社  シリーズ:
刊行年:2005.0630 サイズ:20cm 293p
金額: ¥3500
ISBN:4-309-24310-X

原作: Deux regimes de fous : textes et entretiens 1975-1995
原著: Gilles DELEUZE
原作出版社:Editiions de Minuit  発行: 2003
初版発行所:Editiions de Minuit  発行: 2003

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この本は:
装幀:戸田 ツトム

「無人島」に続く70年代後期から95年の死の直前までのドゥルーズのテクスト・インタビューの集成を2冊にわけて刊行。前半にあたる本書は「アンチ・オイディプス」から「千のプラトー」に到る決定的な時代の論考等を収録。。
内容:
1 狂人の二つの体制
2 精神分裂と社会
3 プルーストを語る
4 ヴァンセンヌの精神分析学部について(ジャン=フランソワ・リオタールとともに)
5 『意味の論理学』イタリア語版への覚え書き
6 言語学の未来
7 『女嫌い』について
8 精神分析をめぐる四つの命題
9 言表の解釈(フェリックス・ガタリ、クレール・パルネ、アンドレ・スカラとともに)
10 社会的なものの上昇
11 欲望と快楽
12 金持ちのユダヤ人
13 ヌーボー・フィロゾフ及びより一般的問題について
14 ヨーロッパを統一する最悪の手段(フェリックス・ガタリとともに)
15 麻薬に関する二つの問題
16 それ自体では聴覚不可能な力を聴覚可能にすること
17 厄介者
18 うめき声と身体
19 哲学は数学や音楽家にとって何の役に立ちうるのか ーとりわけその哲学が音楽や数学について語っていない場合には
20 ネグリを裁く判事たちへの公開状
21 この本はまさに無実の証拠だ
22 八年後、一九八〇年の対話
23 絵画はエクリチュールを燃え上がらせる
24 『マンフレッド』、なみはずれた革新
25 『野生の異例性』への序文
26 パレスチナのインディアン
27 言語をめぐる宇野への手紙