「大統領をはじめ議員の皆様方、共和国政府の名のもとに国民議会に対してフランスにおける死刑廃止を要求できることを名誉なことと感じます。」
1981年9月17日、弁護士のロベール・バダンテール(その後ほどなく法務大臣に就任)は、フランス国民議会において記念すべき演説を行ったが、その中で、彼は「殺人を許容する正義」を激しく非難した。10月9日、フランソワ・ミッテランの政策の一環として死刑廃止の法案が、世論の反対にも関わらず、160対126の賛成多数で可決された。
Robert BADINTER

そして, 死刑は廃止された
作品社 , 2002.0430 →→『L'abolition』

死刑執行
新潮社 , 1996.0130 →→『L'execution』