この本は：
モーリス・ブランショ
友愛〔清水 徹 訳〕(L'amitie, Gallimard, 1971
「爆発とてはただ……」〔豊崎 光一 訳〕(Il n'est d'explosion, in Misere de la litterature, ed. Christian Bourgois, 1978
最後に語る人 パウル・シェラン追悼〔飯吉 光夫 訳〕(Le dernier a parler, in Revue Belles-lettres, n. 2-3, 1973 c. Medecine et Hygiene
芸術の誕生〔栗津 則雄 訳〕(Naissance de l'art, in L'amitie)

ジョルジュ・バタイユ
モーリス・ブランショ……〔清水 徹 訳〕(Maurice Blanchot, in Gramma)

エマニュエル・レヴィナス
詩人のまなざし〔白井 健次郎 訳〕(Le regard du poete, 1956)

ロジェ・ラポルト
パッション〔小林 康夫 訳〕(Une passion, extrait de "Deux lectures de Maurice Blanchot"

対話：
白井 健次郎 × 稲沢 秀夫
作品・読解：
豊崎 光一 ナルミスとはなにか
高橋 康也 ブランショとメタ・ノンセンス
長谷川 宏 文学空間の現象学
中山 真彦 ユリシーズ奸策について ブランショ、小説、日欧
立仙 順朗 ブランショによるマラルメ
足立 和浩 戯れのレクチュール
弓 影 ブランショ（以降）のマラルメ
革命と状況：
鈴木 道彦 同時代人としてのブランショとサルトル
　　　　　ブランショと自由の行動委員会
稲田 浩一郎 たった一人の革命 ブランショとコミュニズム
神戸 仁彦 ブランショの情況参加　一九六八年五月
研究：
稲沢 秀夫 『トマ』四一年本の特異性　第一章の数種の統合文体素の連合的分析
佐藤 渉 『謎のひとトマ』初稿・新橋比較
司・小説：
天沢 退二郎 死の作家と作家の死　ブランショ覚書
與謝野 文子 人物から記号へ　『詩機／忘却』をめぐって
引用・資料：
福山 太佳夫 ブランショのいない風景　英米における受容をめぐって
佐藤 渉 ブランショ語彙集
形象・作品：
加納 光於 『B』——その雲形の
若林 奮 境川の氾濫——M. Blanchotについて